腸を刺激して便意を促す調味料

便秘解消に役立つ、調味料などを紹介します。
調味料の酸味やスパイスの辛味は、腸を刺激して、便意を促してくれます。
ただし、これらは腸を刺激するので、大腸の緊張が緩んで蠕動(ぜんどう)運動が弱いためにおこる弛緩性便秘の人には効果的ですが、大腸の運動が強すぎてけいれんを起こすけいれん性便秘の人は、控えめにしましょう。

柑橘類・酢〔上手に使えば減塩にも効果的です〕

ゆず、かぼす、すだち、ダイダイ、レモン、ライムなどの柑橘類には、特有の酸味があります。
酸味の成分は主にクエン酸などの有機酸で、体内のエネルギー代謝を円滑にするのに重要な働きをしています。そして、腸を刺激して蠕動(ぜんどう)運動を促します。
それから米酢やワイン酢、フルーツ酢の酸も腸を刺激します。

スパイス類〔こしょう、カレー粉などの辛味が腸を刺激します〕

辛味成分は腸を刺激します。スパイスの中でも辛味の強い、赤トウガラシ、山椒、わさび、からし、マスタード、こしょう、カレー粉などは、やはり腸を刺激して便通を促します。
夕食にスパイスのきいた料理を加えると効果的です。
ただし、けいれん性便秘の人は、辛いスパイスは避けたほうがよいでしょう。

香辛野菜〔味にメリハリがつく程度に効かせましょう〕

長ねぎ、玉ねぎなどのねぎ類、ショウガ、にんにくなどに含まれる辛味成分や硫化アリルは、腸を刺激して蠕動(ぜんどう)運動を促進させるので、弛緩性便秘の人にはおすすめです。
少し多めに使うようにしてもよいですが、効き目を期待するあまり、たくさん使いすぎないように注意しましょう。
腸を刺激しすぎると下痢の原因になってしまいます。それに、料理の味のバランスもくずれますので、食べておいしいと感じる範囲でやや多めに、が適量です。
けいれん性便秘の場合は、料理をおいしくするために使う程度なら腸にさほどの刺激にはなりませんが、辛味に敏感な人は控えめに使うほうがよいでしょう。

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