便秘解消のための食品、調味料選び

便秘を改善するための食品選びや調理法は、便秘のタイプによって違います。弛緩性便秘とけいれん性便秘では全く異なるので、自分の便秘のタイプを知っておきましょう。
あなたの便秘はどのタイプ?

弛緩性便秘の人は・・・

弛緩性便秘の場合は、腸の緊張と運動の低下が主な原因なので、腸に緊張と刺激を与えるような食品選びと調理の工夫がポイントになります。
基本的には食物繊維を十分に摂ることです。食物繊維は便のかさを作るうえ、腸壁に触れて刺激になります。ですから、排便のきっかけづくりには、ぜひ摂りたいものです。また、冷たいもの、辛味、酸味なども腸に刺激を与えます。このほか、油脂は便のすべりを良くし、糖分は便をゆるめ、水分は便のかたさを調節するので、それぞれ控えすぎないようにしましょう。
弛緩性便秘の人の食事メニューはこちら

けいれん性便秘の人は・・・

けいれん性便秘の場合は、腸が過敏になっているのであまり刺激を与えない食品を選ぶことが大切です。
食物繊維の目標値は弛緩性便秘と同じですが、かたいものは避けましょう。腸にやさしい水溶性食物繊維の多いものを中心に、火を通して柔らかくして食べます。冷たいもの、熱いもの、辛味や酸味の強いもの、そして脂肪の多いものは避けるようにします。
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腸を刺激して便意を促す調味料

便秘解消に役立つ、調味料などを紹介します。調味料の酸味やスパイスの辛味は、腸を刺激して、便意を促してくれます。
ただし、これらは腸を刺激するので、大腸の緊張が緩んで蠕動(ぜんどう)運動が弱いためにおこる弛緩性便秘の人には効果的ですが、大腸の運動が強すぎてけいれんを起こすけいれん性便秘の人は控えめにしましょう。

柑橘類・酢〔上手に使えば減塩にも効果的です〕

ゆず、かぼす、すだち、ダイダイ、レモン、ライムなどの柑橘類には、特有の酸味があります。
酸味の成分は主にクエン酸などの有機酸で、体内のエネルギー代謝を円滑にするのに重要な働きをしています。そして、腸を刺激して蠕動(ぜんどう)運動を促します。
それから米酢やワイン酢、フルーツ酢の酸も腸を刺激します。

スパイス類〔こしょう、カレー粉などの辛味が腸を刺激します〕

辛味成分は腸を刺激します。スパイスの中でも辛味の強い、赤トウガラシ、山椒、わさび、からし、マスタード、こしょう、カレー粉などは、やはり腸を刺激して便通を促します。
夕食にスパイスのきいた料理を加えると効果的です。
ただし、けいれん性便秘の人は、辛いスパイスは避けたほうがよいでしょう。

香辛野菜〔味にメリハリがつく程度に効かせましょう〕

長ねぎ、玉ねぎなどのねぎ類、ショウガ、にんにくなどに含まれる辛味成分や硫化アリルは、腸を刺激して蠕動(ぜんどう)運動を促進させるので、弛緩性便秘の人にはおすすめです。
少し多めに使うようにしてもよいですが、効き目を期待するあまり、たくさん使いすぎないように注意しましょう。
腸を刺激しすぎると下痢の原因になってしまいます。それに、料理の味のバランスもくずれますので、食べておいしいと感じる範囲でやや多めに、が適量です。
けいれん性便秘の場合は、料理をおいしくするために使う程度なら腸にさほどの刺激にはなりませんが、辛味に敏感な人は控えめに使うほうがよいでしょう。

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