腹筋力を高めて便を押し出す
便秘は、運動不足などで全身の筋力が低下した人にも多くみられます。
腹筋が弱いために大腸が下垂ぎみで、大腸の働きや血行が悪く、便を出す働きも鈍くなるのです。
そこで、まずは腹筋運動で腹筋の力をつけ大腸の働きをスムーズにさせて、有効な〔いきみ〕ができる力をつけましょう。
なお、鍛える筋肉は、お腹の真ん中が8つに割れるところの腹直筋(ふくちょくきん)と、その外側にある外腹斜筋(がいふくしゃきん)で、これらは持久性の高い筋肉なので、同じ運動を何度も繰り返して強化します。
それでは、腹筋力を高める体操を紹介します。
朝、昼、夜とそれぞれの体操があります。それぞれの時間を利用して腹筋力をつけ、便秘解消に近づきましょう。