ストレスによる便秘

原因のよくわからない便通異常はストレスによるものかも

例えば、会社で厳しいノルマを課せられたとき、家庭内で揉め事が起こったり心配事があるとき。これらは、普通に生活していれば日常的にあることです。そんなとき、食事はいつもと変わらないのに排便の状態が変化した経験はありませんか?
ストレスを受けると、その影響がストレートに胃腸に及びます。
多くの人は普段とは違う強烈なストレスには気付いて反応することができますが、日常的なストレスに対しては案外鈍感になっているものです。

ストレスを受けているのかどうかでさえも気付かないこともあります。そしてその些細なストレスが蓄積されたときに、大変な事になるのです。
適度に運動をしてバランスのよい食事を摂っていても、便秘が改善されなかったり、下痢を繰り返したりと、原因のよくわからない便通異常がある、そういう人はもしかしたらストレスに気付いていないのかもしれません。どこかで無理をしている自分がいないかどうか、日々の生活を振り返ってみましょう。

ストレスは自律神経中枢への影響が大きいので、腸の蠕動(ぜんどう)運動はすぐに異常をきたして、便秘や下痢の症状を招いてしまいます。
だから、ストレスが溜まっていると感じたら、それを解消することが大切です。

胃腸をむしばむ隠れストレス

食べ物とともに胃に入ってきた水分は小腸や大腸で吸収され、そのおかげで便は適度に硬くなります。ところが、何らかの原因で水分が吸収されにくくなると、便の水分量が増えてしまいます。これが下痢です。便秘で苦しんでいる人からすれば、「たとえ下痢でも、ちゃんとお通じがあるんだからうらやましい・・・」なんて思うかもしれませんが、この下痢も、実は便秘と表裏一体のことがあるのです。

若い女性にも増えている過敏性腸症候群(かびんせいちょうしょうこうぐん)は、出勤途中やオフィスなどで、何度も便意を催してトイレに駆け込むというものです。
ストレスの多い現代社会のなか、過敏性腸症候群の患者は、年々増加しているといわれます。
激しい腹痛のほか、下痢をしたり、便秘が続いたり、あるいは、この両方を繰り返したりする症状があります。
腸の検査をしても特になにも異常は見つからないため、ストレスが腸の運動を高め、進行させて起きるのだろうといわれています。
これはれっきとした病気なので、専門医の診断を受け、投薬や精神療法を行う必要があります。
ストレスで胃が痛くなるというのはよくある話ですが、こんなふうに、ストレスはお通じまで狂わせてしまうのです。

春は便秘になりやすい季節 (生活環境の変化)

春といえば、入学、就職、異動、引っ越しなどで、生活のリズムや環境が変わる季節です。新年度の始まりとともに、新しい学校や職場、新しい土地で生活を始める人もいるでしょう。また、家族の生活が変わり、あわただしい毎日を送ることになる人も多いと思いますが、こうした生活環境の変化は、お腹の調子にも影響が出ます。
こういった環境の変化によって生活のリズムが狂うと、自律神経が乱れ、これが便秘の原因となるのです。環境の変化は精神的なストレスにもつながりますから、このストレスもまた、便秘を引き起こす一因となります。あわただしくて気が付かなかったけど、ひどい便秘になってしまった… そうならないように、毎日のセルフケアを心がけましょう。

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漢方的に見ると、ストレスは、身体の中を流れるエネルギー(気)の流れを滞らせます。そして気の流れが悪くなると、エネルギーが不足して腸の蠕動(ぜんどう)運動も悪くなります。そのため、便秘になりやすくなるのです。

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