舌の変化で腸の危険信号を発見!
東洋医学では、舌診で体の状態をみます。
「舌は内蔵の鏡」といわれるほど体内の健康状態がわかり、舌の表面から、腸の状態を知ることもできます。
舌の様子は、朝と夜でもかなり変化しているようです。
健康な舌の様子
健康な舌の状態は、色はピンクで、苔(のり)は薄く舌の色が見える程度です。
良くない舌の様子
舌についた苔(のり)の色やかたちが次のような状態だと、腸の健康状態も良くありません。
黄色っぽい苔がついている
体内に熱がたまり、胃腸の機能が低下していて便秘傾向。
ひどくなると、苔が黒くなることもあります。
全体にべっとり苔がついている
消化不良で体に水分が多い状態。
舌が白や紫色なら冷え気味で、軟便の傾向が見られます。
むくんで歯型がついている
冷え性の人に多く、活力不足の状態。
胃腸が弱っていて、食べたものを押し出す力も弱くなっています。
細くやせて乾いている
「血虚」(けっきょ)という、うるおいを与える力がない状態。
腸も乾き、便秘症状を起こしやすい状態にあります。
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