ストレッチの基本(呼吸法)

腸を刺激する呼吸法を覚えよう!

エクササイズを始める前に、まずは腸を刺激する基本の呼吸法を練習しましょう。
息を吸うときは、胸やおなかにたっぷりと空気を取り入れるようにふくらませ、吐くときにへこませるのがコツです。
腹筋を意識する習慣にもなり、これから始めるエクササイズがより効いてくるでしょう。

1.姿勢よく座り、両手を頭の後ろに。

いすに浅く、背筋を伸ばして座る。両手を頭の後ろに当てて指を組み、息を吸いながら、両ひじと胸を大きく開く。息を吐きながら閉じる。

2.両手を前に組んで、深く呼吸。

次は指を胸の前で組み、大きく息を吸う。手を外に向けて返して腕を押し伸ばし、おなかを意識してへこませながら、息をゆっくりと吐く。

3.両手を頭上に伸ばして呼吸。

今度は息を吸いながら組んだ両腕を上に伸ばしていく。いっぱいまで伸ばしたら、そのままゆっくり息を吐いて、ひじをゆるめる。

運動の後はリラックスして深呼吸。

床に仰向けに寝て、目を閉じてゆっくり呼吸をする。
このとき、胃→腸→太もも(前)→ひざ下→足先の順に、各部分が温かくなるのをイメージして。
運動による活性化の後は、全身の力を抜いてリラックスします。
これを、ワンセットとして覚えるとよいでしょう。
自然な呼吸で頭の中を真っ白にし、体と心の両方を解放してあげます。このメリハリが体内の血流を良くし、自律神経を整えるのに効果的なのです。
 

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