腸が喜ぶ味噌汁の具

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大豆を発酵させて作る味噌には、植物性乳酸菌がたっぷりです。ただ最近は、発酵の過程で乳酸菌を使用するだけで、完成品には生きた乳酸菌が入っていないものも多いのが増えています。

しかしたとえ乳酸菌の死菌であっても、有効です。朝食を和食にする場合は、ぜひ味噌汁をつけてください。

伝統的な和食のスタイルである一汁三菜は腸寿食の基本習慣としてもおすすめです。また朝食からきちんと水分を補給するという意味合いもあります。そこでせっかくですから、味噌汁の具にもこだわりたいものです。

おすすめは、きのこです。きのこ類には、水に溶けない不溶性食物繊維が豊富に含まれ、便のかさを増やして排便を促す効果があります。

便秘と下痢で食べ分ける(水溶性・不溶性食物繊維)

また、きのこに含まれる水溶性食物繊維の一種であるβ グルカンも、身体の免疫機能をアップするといわれ、注目の成分です。味噌汁の具としてはポピュラーななめこを筆頭に、しめじ、まいたけ、しいたけ、エリンギなども合います。また、低カロリーなのもうれしいところです。

海藻もおすすめの具です。海藻類のヌルメルとした独特の食感は、水溶性食物繊維の一種であるアルギン酸を含む食材の特徴です。アルギン酸は、腸管内の水分を吸って便を軟らかくするように働き、便通を改善します。

また海藻には、便を軟らかくする働きがあるマグネシウムも豊富に含まれ、その相乗効果が期待できる食材です。

にがり マグネシウムが便意を促す 現代人が不足しがちなミネラル

またお腹にガスが溜まる膨満感にも効果があります。やはり定番のわかめがおすすめですね。また味噌汁にオクラや不溶性食物繊維の多いなめこをプラスするとさらにおいしくいただけます。オクラのネバネバは、ペクチンという水溶性食物繊維とムチンの混合物で腸にもおすすめです。

味噌汁は、海外でも「ミソスープ」と呼ばれ代表的な日本食といわれています。この偉大な日本食は、日本の風土や生活環境、そして日本人の身体に合った料理といえると思います。しかし味噌汁の具は、定番にこだわることなく洋風食材、意外な食材など加えてアレンジしていくと、おどろくはどレシピの幅が広がります。また個人的な好みも加えてアレンジすると、あなただけの腸にいいオリジナル味噌汁レシピが出来上がることになります。このように食事を楽しむことが、腸には必要です。

※ただし腹部の手術を受けた人は、海藻を多く摂ると、腸閉塞の原因となるので注意しなければいけません。

味噌についての詳細はこちら。