けいれん性便秘の人の食事」カテゴリーアーカイブ

けいれん性便秘の人の食事

けいれん性便秘とは

便秘にもいくつかタイプがありますが、3人に1人がこのタイプといわれる「けいれん性便秘」。

腸の運動が過剰になることで、便が通過するのを妨げてしまい便秘になる…というタイプです。症状としては、けいれん性便秘の人は便意はあるものの、スムースな排便が出来ず、コロコロとした便しかでなかったりといった排便困難が一般的です。その原因としてはストレスや食生活の偏りなどが考えられています。
まずは食物繊維をたっぷり摂取できるように食物繊維を豊富に含む食材を選び料理します。よく噛んで食べることも重要です。
便秘解消のための食品選びと調理法 はこちらです。

このけいれん性便秘の人が便秘薬(ぜん動運動を促すもの)を飲むと、余計症状が悪化してしまうことがあるので注意が必要です。
このページでは、けいれん性便秘の人向けの食事メニューをレシピと一緒に紹介します。食物繊維を豊富に含んだ食材を使ったおやつは、けいれん性便秘・弛緩性便秘、どちらにもよいです。

けいれん性便秘体質の人の食物繊維をたっぷり食べられるメニューのレシピ

食物繊維たっぷりメニュー「納豆入り卵焼き」

けいれん性便秘を改善するための、腸の調子を整えるおかず。
卵にみっちり巻き込んだ納豆が香ばしい、納豆入り卵焼きのレシピを紹介します。
納豆は、大豆のもつ栄養分が消化しやすい形になった優れものです。納豆菌(一種の酵母菌)が、腸の善玉菌を増やしてくれます。
発酵食品は、腸内細菌のバランスをよくして抵抗力をつけてくれるので毎日1食は摂りたいものです。
●材料(2人分)
 ・納豆 …….. 小2パック(80g)
 ・卵 ………………… 大3個
   下味(しょうゆ小さじ2、塩少々)
 ・アサツキ(万能ねぎ)小口切り ….. 大さじ2
 ・大根おろし …………. 80g
 ・調味料など ….. サラダ油(大さじ1)、しょうゆ 少々
●作り方
1. ボウルに卵を割り入れてほぐし、しょうゆと塩を調味する。
  納豆とアサツキを加えてサッと混ぜる。
2. フッ素樹脂加工のフライパンに油を熱し、1を入れる。
  お箸でザッとかき混ぜて中火で焼く。
  半熟状になったら端から巻いて形を整え、ひっくり返す。
  中まで完全に火を通す。
3. 食べやすい大きさに切り、大根おろしを添える。
◇普通のフライパンで焼くときは、サラダ油を小さじ2にする。

白菜とチンゲン菜のエビあんかけ

けいれん性便秘を解消するための、腸にやさしい食物繊維たっぷりのおかずです。
野菜を柔らかくゆでてあんをかけた、白菜とチンゲン菜のエビあんかけのレシピを紹介します。
腸が敏感になっているけいれん性便秘には、腸を刺激しない食品選びや料理法を心がけましょう。辛味、酸味の強いものは避け、味付けは、薄味にするのがポイントです。

■ 材料(2人分)
 ・白菜 ……….. 大2枚(200g)
 ・チンゲン菜 ……. 2株(200g)
   下ゆで用 (塩、サラダ油各少々)
 ・エビあん ……. 白キクラゲ(またはキクラゲ)6g、ブラックタイガー 6尾、    
            サラダ油小さじ2、中華スープの素 少々、
            酒 大さじ1と1/3、塩、こしょう 各少々、
            水溶き片栗粉(片栗粉小さじ1/2・水小さじ2)

■ 作り方
1. ブラックタイガーは殻をむき、背わたを取り、粗く刻む。
  白キクラゲは水で洗い、ぬるま湯に30分ほど浸して戻す。
  水気をしぼり、粗みじんに切りにする。
2. 白菜とチンゲン菜は、それぞれ葉と茎に切り分ける。
  葉はざく切りに、茎は1cm幅にする。
3.鍋にお湯を沸かし、白菜とチンゲン菜を入れ、塩、サラダ油を加える。
  柔らかくゆだったら、ザルに上げて水気をよくきる。
4.エビあんを作る。鍋に油を熱し、キクラゲとエビをサッと炒める。
  中華スープの素、水をひたひたに加え、5分ほど弱火で煮る。
  酒、塩、こしょうで調味し、水溶き片栗粉でとろみをつける。
5.器に白菜とチンゲン菜を盛りつけ、エビあんをかける。

ブロッコリーと鶏肉のヨーグルトサラダ

けいれん性便秘を解消するための、腸の調子を整えるおかずです。
薄味をつけたヨーグルトをたっぷりかけて食べる、ブロッコリーと鶏肉のヨーグルトサラダのレシピを紹介します。
プレーンヨーグルトには生きた乳酸菌が含まれています。腸に到達する前に大半は死滅しますが、乳酸菌の死骸は善玉菌のエサになり、腸内細菌のバランスに貢献します。

■ 材料(2人分)
 ・ブロッコリー …….. 2/3個(200g)
 ・下ゆで用の塩少々
 ・鶏むね肉 ……….. 小1枚(140g)
 ・下味用の塩、こしょう各少々、白ワイン(大さじ2)
 ・ヨーグルトソース … プレーンヨーグルト(1カップ)
             レモン汁(小さじ1)
             サラダ油(大さじ1と1/3)
             塩、こしょう各少々

■ 作り方
1. ブロッコリーを小房に分ける。
  塩を加えたお湯で柔らかく茹で、ザルに上げて冷ます。
2. 鶏肉に、塩とこしょうで下味をつける。
  お皿にのせてワインを振る。
  ラップをして、電子レンジの強で4~5分加熱したら冷ます。
3. ソースの材料をよく混ぜる。
4. 器にブロッコリーと鶏肉を合わせて盛り、ソースをかける。

じゃがいもとねぎのスープ

けいれん性便秘を解消するための、腸にやさしくて食物繊維たっぷりのおかずです。
じゃがいもの繊維が腸に穏やかな、じゃがいもとねぎのスープのレシピを紹介します。
腸が敏感になっているけいれん性便秘には、腸を刺激しない食品選びや料理法を心がけましょう。辛味、酸味の強いものは避けて、味付けは薄味にするのがポイントになります。

■ 材料(2人分)
 ・じゃがいも ……. 中2個(200g)
 ・長ねぎ …………. 3本(300g)
 ・調味料 ….. バター(20g)、生クリーム(大さじ2)、
          コンソメ顆粒・塩・こしょう各少々
■ 作り方
 1. じゃがいもは皮をむいて1cm幅のいちょう切りにする。
   長ねぎは1cm幅の小口切りにする。
 2. 鍋にバターを溶かし、長ねぎを炒める。
   しんなりしたら、じゃがいもを加えて炒める。
   水をひたひたに注ぎ、コンソメ顆粒を加えて煮立てる。
    弱火にして20分くらい煮る。
 3. 生クリームを混ぜ、塩、こしょうで味を調える。