食べ物から便へ(その2)

便意は反射によって起こる

食べ物のカスから姿を変えた便は、腸の一部、下行結腸(かこうけっちょう)とよばれるところにひとまず蓄えられます。この下行結腸に一定量の便がたまると、大腸の大きな蠕動運動(ぜんどううんどう)が起こって、ひとかたまりの便が一気に直腸へと送り込まれます。
この蠕動運動は、朝食後の「胃・結腸反射」によって起こります。
「胃・結腸反射」とは、ものを食べて胃がふくらむと、その刺激が大腸に伝わり、反射的に大腸が蠕動運動を起こして便を押し出す働きのことです。
胃・結腸反射が起きなければ、便はいつまでも下行結腸にたまったままということになります。

下行結腸(かこうけっちょう)とは

下行結腸は、結腸の4つの部位のうち、3つめの部位。人体の断面図の正面から見たとき、右側に位置する結腸部分です。
下に向かってのびているため、また便が下に行く結腸だから、下行結腸といいます。
便が下行結腸に至る頃には、ほとんどの水分が吸収され固型状となっています。さらに、水分や電解質の吸収をしながら4つめのS状結腸へと便が送られます。

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