こんにゃくは腸のお掃除屋さん

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こんにゃくの食物繊維は便通を良くしたり、大腸疾患を防ぐ

こんにゃくは昔から「おなかの砂おろし」といわれてきました。これは、食物繊維の豊富なこんにゃくを食べることで、体に不必要なものを掃除する、という意味です。

こんにゃくには「こんにゃくマンナン」という食物繊維が含まれていますが、万が一、有害な物質が体内に入っても腸での停滞時間を短くすることができるので、体へのダメージは少なくなります。食物繊維の中でも、セルロースやこんにゃくマンナンには一部有害物質の生成やそれを排除する効果が高いと期待されています。

さらに、こんにゃくマンナンのような食物繊維は、腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)=腸内に生きている細菌の集団の生態系、を整えることによって大腸がんや大腸ポリープなどの大腸疾患のリスクを軽減させることが知られています。
大腸には、100種類、100兆個もの細菌が生息し、これらを腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)と呼んでいますが、このなかには乳酸菌のような善玉菌だけでなく、悪玉菌もたくさんいます。
食事で食物繊維をたくさん摂取することにより、それが善玉菌のよいエサになってその発育を促します。そして、悪玉菌の発育を抑えるのです。このことが、排便促進作用とあいまって、大腸疾患を予防します。

こんにゃくの白と黒、どっちが体にいい?

こんにゃくは、こんにゃく芋(こんにゃく玉ともいわれる)というサトイモ科の植物の球茎から作られていること、知っていますか?
こんにゃく芋の原産地は、東南アジアの広範囲だといわれていますが、日本への渡来説は、はっきりしたことはわからないようです。もともとは薬効のある食品として中国から持ち込まれ、仏教伝来と深いつながりがあるといわれています。
そして、日本では、平安時代の頃からこんにゃくが食べ始められたということです。

腸のお掃除屋さんといわれるこんにゃくには、白いものと黒いものがありますが、どちらを食べていますか?何となく黒いほうが自然のままで体にはよさそうな感じがしますが・・・
実は、栄養価はほとんど同じなんだそうです。

白いこんにゃくは、芋を乾燥させていったん粉にして保存し、その粉を戻してから作ります。乾燥の際の自然の漂白作用で粉が白くなるのであって、人工的な漂白剤などを使っているわけではありません。
一方、黒いこんにゃくは、生芋から直接作るためにその皮が残っていて黒っぽくなります。
また、最近の黒いこんにゃくは粉を使ったものが多いのですが、昔からの作り方を見慣れている地方では白いこんにゃくがあまり好まれなかったため、生芋から作るこんにゃくに似せるように、ヒジキなどの海藻の粉末を混ぜて色をつけている場合が多いようです。
こちらも体にいいものなので、問題はありません。

こんにゃくは腸の中をきれいにしてくれるだけでなく、血中のコレステロール値を正常化する、糖尿病を予防する、また、イライラを解消するなどの効果もあります。
便秘の解消をはじめとした美容・ダイエットに適した食品という以外にも、こんなにいろいろ体を健康にしてくれるなんて、こんにゃくのパワーってすごいですね。
こんにゃくで、腸をキレイに、お腹もスッキリ便秘を解消しましょう。

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