これから紹介していく腸もみマッサージは、下腹をへこませて、便秘やガスが溜まったおなかの張りを解消する方法です。
ただし、妊娠している人や腹部に大動脈瘤がある人は、このマッサージを行わないでください。
腸の下垂を引き上げる
健康な臓器は、体の中の正しい位置に配置されています。
しかし、腸の働きが衰えて膨張したり形がいびつになると、臓器はもともとの位置よりも下がってしまいます。これが、下腹がポッコリ出てしまう原因です。
まずは、この下垂してしまった腸を引き上げて正しい位置に戻しましょう。
小腸をマッサージする
次は、おへそのまわりをマッサージして、硬くなった小腸のこりをほぐします。
おへそのまわりには、腸の働きを調整する神経やリンパ節がたくさん集中しているので、こりをほぐすことで腸の動きが良くなり、体のむくみもとれます。
溜まったガスを出し便秘を改善する
次は、宿便やガスが溜まって硬くなった大腸のこりをほぐしていきます。
大腸のうちの「S状結腸」に特に便やガスが溜まりやすいので、重点をおいてマッサージします。
大腸のぜん動運動が正常に動くようになると、便秘だけでなく、下痢も改善されてきます。
まず大腸マッサージの準備運動をして、つづいて大腸の腸もみマッサージ、そしてガスを抜きましょう。
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