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腸年齢で重要な8項目

腸内細菌が健康を左右する

腸の中には、大きく分類すると、ビフィズス菌に代表される善玉菌、ウェルシュ菌に代表される悪玉菌、そして、食べ物や体調によりどちらにも傾いてしまう日和見菌(ひよりみきん)がすんでいます。
数え切れないほどの天文学的数のこれら3種類の細菌が、私たちのおなかの中で毎日、種類ごとに勢力争いをしています。 健康な腸内には善玉菌が多くて酸性ですが、悪玉菌が増えてくるとアルカリ性となって、悪玉菌がさらに増殖します。すると、日和見菌は悪玉に傾きだして、腸内環境が悪くなるのです。
そして、腸内では腐敗が進み、便秘や下痢だけでなく、全身にいろいろな悪影響を及ぼします。 健康な体づくりは、善玉菌が優勢なきれいな腸の状態にすることから始まるのです。
みなさんは、『腸年齢』という言葉を聞いたことがありますか? このページでは、腸年齢について紹介しています。チェック項目などもありますので、自分の腸がどれくらい若いのか、元気なのかを調べてみましょう。

腸は体の免疫力を左右する

便秘には、腸内細菌のバランスが深く関係しています。
ひとの大腸には善玉菌と悪玉菌がすんでいて、赤ちゃんの頃は善玉菌であるビフィズス菌が9割以上を占めていて便も酸っぱいにおいがしますが、年齢を重ねるに連れて悪玉菌の比率が高くなります。

そして、実年齢より腸年齢が高い人も珍しくはありません。
便は腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)によって肛門まで送られますが、この腸の運動が強かったり、逆に弱かったりして便秘になります。

便秘がなぜいけないのかというと、便が腸に長い間たまっているうちに、善玉菌がどんどん減り、悪玉菌が優勢になるからです。

大腸に滞留する時間が長いほど、腸壁から水分が抜けて、ますます便秘になってしまうのです。
便秘になると、なぜ体に悪影響を及ぼすのでしょうか。
悪玉菌が増えると、悪玉菌が出す有害物質により、大腸ガンの原因になります。
また、有害物質が腸内から吸収されると、女性ホルモンのバランスが崩れて乳ガンになるという説もあります。

さらに、花粉症やアトピーをはじめとするアレルギー疾患にも、腸の免疫が関係しているという説が有力になっています。
このように、腸はひとの体の免疫力の多くを左右し、全身の調子をつかさどる器官でもあります。

腸年齢チェックの結果

さて、腸年齢チェックリストで、あなたはいくつチェックがつきましたか?
チェックの数であなたの腸年齢を見てみましょう。
チェックの合計が、

4個以下なら…

ほぼ理想的な腸内環境。実年齢より若い可能性もありますよ。
でも安心せずに、この年齢を保ちましょう。

5~9個なら…

まずまずの腸内環境ですが、実年齢よりはやや高めです。
食習慣に気をつけて腸年齢をアップしましょう。

10~14個なら…

腸内環境はかなり悪化しているようです。実年齢+20歳になっているかもしれません。
乳酸菌などのサプリメントを利用するのも良いでしょう。

15個以上なら…

腸内環境がかなり老化していて、実年齢+30歳程度でしょう。
食習慣を改善し、腸に良いサプリメントなどの力を借りましょう。

腸内環境の悪化(便秘)が続くと身体にあらわれる症状

  • 肌荒れ、吹き出物、肌のくすみ
  • 体臭や口臭が強くなる
  • 肩こりや腰痛、頭痛
  • けん怠感

など、身体に不調が出てきます。
さらに、有害物質が腸から吸収されると発ガンリスクが増大します。
このような症状が、すべて便秘によって起こるわけではありませんが、便秘がちの人は、症状が表れやすいのです。

腸年齢チェックリスト

腸は、実年齢以上にその人の健康や見た目の年齢をおおいに左右する内臓です。
次の腸年齢チェックリストで、自分の腸年齢を調べてみましょう。
当てはまる項目が4個以下なら、まず健全といえます。
10個以上なら注意が必要で、15個以上の場合は、生活を根本から見直しましょう。

チェックリスト 生活習慣編

  • 毎日決まった時間に排便がない
  • おならが臭い
  • トイレに行く時間がない
  • 朝食を食べないことが多い
  • 食事の時間が不規則だ
  • 野菜不足だと感じている
  • 肉類が大好き
  • 外食やコンビニ食が多い
  • 抗生物質をのんでいる
  • たばこをよく吸う
  • 顔色が悪く、老けて見られる
  • 吹き出物ができたり、肌がよく荒れる
  • かなりストレスを感じている
  • ほとんど運動をしていない
  • 寝つきが悪い、寝不足の日が多い

チェックリスト トイレ編

  • 排便後もすっきりしない
  • いきまないと出ないことが多い
  • 便が硬くてコロコロしている
  • ときどき便が緩くなる
  • 便秘薬を使わないと出ない
  • 便の色が黒っぽい
  • 便が臭い
  • 出た便が便器の底に沈む

腸年齢は便秘と関係しているようです。では、腸年齢チェックの結果で自分の腸のことを診断してみるといいでしょう。

舌のチェックで腸の状態を知る

舌の変化で腸の危険信号を発見!

東洋医学では、舌診で体の状態をみます。
「舌は内蔵の鏡」といわれるほど体内の健康状態がわかり、舌の表面から、腸の状態を知ることもできます。
舌の様子は、朝と夜でもかなり変化しているようです。

健康な舌の様子

健康な舌の状態は、色はピンクで、苔(のり)は薄く舌の色が見える程度です。

良くない舌の様子

舌についた苔(のり)の色やかたちが次のような状態だと、腸の健康状態も良くありません。

黄色っぽい苔がついている

体内に熱がたまり、胃腸の機能が低下していて便秘傾向。
ひどくなると、苔が黒くなることもあります。

全体にべっとり苔がついている

消化不良で体に水分が多い状態。
舌が白や紫色なら冷え気味で、軟便の傾向が見られます。

むくんで歯型がついている

冷え性の人に多く、活力不足の状態。
胃腸が弱っていて、食べたものを押し出す力も弱くなっています。

細くやせて乾いている

「血虚」(けっきょ)という、うるおいを与える力がない状態。
腸も乾き、便秘症状を起こしやすい状態にあります。