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腸のマッサージでこりをほぐす(一覧)

腸の中には、ビフィズス菌に代表される善玉菌、ウェルシュ菌に代表される悪玉菌、そして、食べ物や体調によってどちらにも傾いてしまう日和見菌(ひよりみきん)がすんでいます。
数え切れないほどの天文学的数のこれら3種類の細菌が、私たちのおなかの中で毎日、種類ごとに勢力争いをしています。

健康な腸には善玉菌が多く酸性ですが、悪玉菌が増えてくるとアルカリ性となって、悪玉菌がさらに増殖します。
すると、日和見菌は悪玉菌のほうへ傾きだして、腸内環境が悪くなるのです。 そして、腸内では腐敗が進み、便秘や下痢だけでなく、全身にいろいろな悪影響を及ぼします。

健康な体づくりは、善玉菌優勢のきれいな腸の状態にすることから始まるのです。
また、肩や背中がこるように腸もこるのですが、腸のマッサージをすると整腸に効果的です。 このページでは、腸のコリをほぐす腸もみマッサージの方法などについて紹介しています。

ガス抜きの方法

便秘じゃなくても、ガスは溜まりやすいものです。ガスが溜まっておなかが張っているときに、トイレの中でもできるガス抜きをしてみましょう。

人は緊張すると、無意識に空気を飲み込みます。夕方になっておなかが張ってくるのは、この飲み込んだ空気が原因だといいます。

そのほかには、消化するスピードに差がある食材を一緒に食べるとガスが溜まりやすくなるので、食べ合わせにも注意が必要です。

例えば、消化のはやい果物とおそい肉を一緒に食べると、果物が肉に合わせ腸内にとどまります。このため、果物が発酵してガスを発生させるというわけです。
→腸内環境を整えよう! 下腹ポッコリはトラブルのもと

ガス抜きの方法

  1. イスに浅く座り、両足を軽く開きます。親指以外の4本の指を使い、両手で軽くハートの形をつくります。指の背の第1関節をつける感じです。おへそから指2本分下の位置に、両手の指をあてます。
  2. 息を吐いたときに、体を前に倒します。このとき、手首が太ももにつくように意識しましょう。指先を左回りに8回、回転させます。

これは起立して行うものですが、イスに座ったほうが、おなかに指が入りやすいです。
これにプラスして小腸のマッサージ(おへそまわりの6ヵ所)を行うと、さらに効果アップしてスッキリできます。

大腸のマッサージ方法

大腸のマッサージの準備運動はコチラです。つづいて、大腸の腸もみマッサージを行います。

S状結腸を刺激する

大腸の末端部にあり、横から見るとアルファベットの「S」のようになっているS状結腸は、宿便が溜まりやすい場所です。このS状結腸を刺激することで、残便感が解消されます。

マッサージの方法

  1. 仰向けになり、両ひざをいったん立ててから右側に倒した姿勢になる。
  2. S状結腸がある左側の骨盤の内側を、両手の親指を抜かした4本の指で10回押す。

 

大腸をもみ出す

大腸を強めにマッサージして、代謝機能を高めます。しこりがあるところがあったら、そこに宿便が溜まっている合図ですから、念入りにもみましょう。

マッサージの方法

  1. 体の右側を下にして横になり、左手でウエストの下の位置をつかむ。このとき、腰骨の後ろに親指を、骨盤の内側に他の4本の指をあてるようにする。
  2. 息を吐きながら、4本の指を押し込む。親指をグッと入れるのがコツ。
  3. 上から下へ、位置を変えながら10回行う。

→ 腸もみマッサージで「こり」がほぐれたら、次は溜まったガスを抜きましょう。
   ガス抜きの方法はコチラ

大腸マッサージについて(準備運動)

本来、腸が健康であれば、1日3回食事をすると3回排便があるそうです。
また便通があっても、排便の時に痛みがあったり、残便感があったりする場合は便秘と考えられます。便秘を放っておくと、体の冷えや肩こり、気分がイライラする、眠れないなど、おなか以外の体調不良も招いてしまうのです。

便秘解消には、大腸のマッサージと食生活の見直しをしましょう。
大腸の半分以上は、正面から見たとき、体の前面ではなく奥のほうにあります。ですから、おなか側からマッサージするだけでは、効果はあまり出ません。おなか全体を動かすようにするか、横や後ろ側からもみ出すようにマッサージすると効果的です。
まずは大腸マッサージの準備運動をします。

タミーロック

ウエストをひねって、おなか全体をゆらゆらと揺らすことでリラックスさせる動きです。
ちなみに、日本語にすると「おなかのロッキングチェア」の意味になります。
ロッキングチェアになったつもりで、左右におなかを揺らし、リラックスしましょう。

  1. ベッドや床に仰向けになり、両手は自然に体の横におく。手のひらを上に向け、両ひざを立てた姿勢になる。
  2. 息を吸いながらウエストをひねり、脇腹から腰までよく伸ばしながら、両ひざを左へ倒す。
  3. 息を吐きながら、ゆっくりと両ひざを立て、元の位置へ戻す。
      ゆっくりがポイント。
  4. 今度は、息を吸いながら両ひざを右へ倒す。左と同様に、脇腹から腰までをよく伸ばす。息を吐きながら、ゆっくりと両ひざを立てる。

  
→この動きを、1分ほどゆっくりと繰り返しましょう。これを単独で行うのもいいし、大腸マッサージの前の準備運動として行うのもいいです。
このあとは、大腸のマッサージを行います。

小腸のマッサージ方法

おへそのまわりをマッサージして小腸のこりをほぐす

おへそから指2本分外側の位置でおへそを中心とした6つの場所(真上、左上、左下、真下、右下、右上)を、左回りに1ヵ所ずつマッサージしていきましょう。

指の使い方

爪や指先で押すのではなく、指の腹を使います。親指以外の4本の指を使って、息を吐くときに指を押し込むようにします。
爪を伸ばしている人は、手をグーの形に握って行います。指の第1関節と第2関節の間の背を使って、息を吐いたときに入るだけ押し込むようにします。

マッサージのしかた

床に仰向けになり、腸もみマッサージ基本のポーズで行います。
マッサージの方法は、まず両手で小さなハートのような形をつくり、親指以外の4本の指をおなかに押し込みます。そのまま左回りにゆっくりと10回、小さな円を描くような感じでマッサージします。
おへその真上の位置から始めて、左上、左下、真下、右下、右上の順に進んでいきます。
おへそから、指2本分くらいあけた場所です。
息を吐きながら、おなかに指を入れてマッサージします。
マッサージ中は息を止めずに、自然な呼吸で行いましょう。
6つの場所を1周でワンセットとして、5周します。
→次は 大腸マッサージの準備運動 です。