心理的なストレスが原因で下痢や便秘が起こる過敏性腸症候群

ストレスが脳や腸の神経に伝わって腸の嬬動運動などに異常をきたして下痢や便秘を繰り返しまもまれにクローン病などが隠れていることもあるので注意が必要です。

ストレスにより便秘や下痢を繰り返す

電車を降りて駅のトイレに走る人や、会議で自分の発言が近くなると、トイレに行きたくなるという人が増えています。これは、「過敏性腸症候群」という腸の知覚過敏や消化管の運動異常(ストレスは憎悪因子の1つ) が原因で起こる腸の異常です。
思春期から成人にかけて、男性にやや多く見られます。腸のはたらきが激しくなって下痢をしたり、逆にはたらきが鈍くなって便秘をしたりします。
また、腸の神経の知覚が過敏になっているので、食事などで腸管が広げられると、腹痛が起こることもあります。

過敏性腸症候群の3タイプ

  • 下痢型
  • 食事によつて蠕動運動が誘発されやすく、おもに下痢を繰り返す

  • 混合型
  • 便秘と下痢を交互に繰り返す

  • 便秘型
  • 食事によって蠕動動運動が誘発されず、上行結腸に収縮が起こる。おもに便秘やコロコロ便などを繰り返す

過敏性腸症候群を改善するには

下痢型の人は不溶性食物繊維の、便秘型の人は水溶性食物繊維を多く取るようにする。普段から少量しか食べられない人はこちらの食物繊維ランキングを参考に含有量の多いものを摂るようにするといいでしょう。
出勤時にトイレに行きたくなるときは朝食を会社で摂るようにします。生活の中でリラックスできる時間を持つようにします。

食生活が大事

まず、自分の生活の中で、便秘や下痢がいつ、どんなときに起こりやすいかを、考えてみましょう。その上で、食事のしかたやリラックス法などを工夫してみましょう。
症状がなかなかよくならないときは、ポリカルボフィルカルシウムなどの効き目のおだやかな下剤や、半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)や人参湯(ニンジントウ)などの漢方薬が処方されます。

消化性大腸炎やクローン病が隠れているケースもある

まれに潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患が原因で便秘や下痢が起こることがあります。過敏性腸症候群の治療は、胃腸科、消化器科、心療内科などで行いますが、心理的ストレスが原因と思われる場合でも、まず胃腸科、消化器科などで大腸内視鏡検査を受けて、腸に異常がないか調べておきましょう。

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