ガン死因の1位(女性)と4位(男性)の大腸がん

食生活の欧米化に伴って急激に増加した大腸がん。無症状のうちに進行することが多いのでし「症状がなし1 からといって油断はできません。

食生活の欧米化が主な原因

近年、大腸がんで亡くなる人が急増し、5 0 年前の約10 倍ともいわれています(グラフ)。臓器別で「がん死因」を見ると、女性では大腸がんで亡くなる人は第1位、男性では第4位になっています(厚生労働省平成18年「人口動態統計」)。大腸がんは、遺伝よりも環境の影響が強いがんです。
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野菜や魚が多い日本型の食生活から、肉類や乳製品の多い欧米型の食生活への変化が、大腸がんの増加を招いたと考えられています。

常習性の便秘が原因になる場合も

大腸がんが発生しやすいのは肛門から30~40cmの直腸とS状結腸です。大腸がんの原因は、まだはっきりとはわかっていませんが、老廃物がたまりやすい部位に発生しやすいことを考えると、便秘が度重なると、大腸がんが発生する一因になると思われます。

大腸がんの原因になるもの

  • 肉食
  • 特に、豚肉や牛肉の赤身を多く取ると大腸がんになりやすいといわれる。1日の摂取量を80g以下に抑えた方がよいという研究者もいる。

  • 動物性脂肪の多いもの
  • 肉類、牛乳・乳製バター、ラードなどの動物性脂肪を多く摂取しちえると、胆汁酸が変化して、細胞に悪影響を及ぼすといわれる。

  • リノール醸の多い食事
  • サラダオイル、ごま油、マーガリンなどに多く含まれるリノール酸は、大腸がんの成長を促進しやすいといわれる。

  • 肥満
  • 大腸がんのリスクが高い。

  • アルコール
  • 摂取量が多いほど大腸がんの発症率が高くなる。特にピールのリスクが高い

症状があらわれないことも

がんが大きくなると、がんの表面から出血して、便に血が混じるようになります。同時に、大腸の内側が狭くなって、便が通りにくくなります。そのために、「便が細くなっ」。「排便しても便が残っているような感じがする」「急に便秘になった」「 下痢と便秘を繰り返す」「便通が不規則になった」などの症状が表れることがあります。ただ、これらの症状は、がんが肛門に近い直腸やS状結腸にできたときに気づきやすく、小腸に近いところでは、かなり進行していても気づきにくいのです。

早期発見できれば、ほぼ完全に治る大腸がん

代腸がんは、がんの中でも比較的治りのよいがんといわれています。内視鏡で切除できる段階の早期のがんなら、10 0 %近くが治ります。多くのがんは、治療開始から5年間で再発がなければ治癒したと考えられています。がんが大腸壁の中だけにとどまっている段階で治療すれば、5年生存率(治療開始から5年間生存している人の割合)は95%といわれます。大腸がんの早期発見のために、最近、便潜血検査が普及しています。しかし、大腸内視鏡検査でがんが見つかった人のうち、便潜血検査で陽性になった人は、47%という調査結果もあります。大腸内視鏡検査の大腸がんの診断精度は、98.66 %です。

早期発見のために、大腸内視鏡検査を受けることをおすすめします。
りんごの「ペクチン」は大腸ガンを予防からすると、りんごがとても大腸のためにいいようです。

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