オリゴ糖 種類 多い 腸にはおすすめの糖質です。オリゴ糖には大腸でビフィズス菌を増殖させるはたらきがありしかもカロリーが砂糖の約半分という、うれしい特徴もあります。糖質が少ないということは、血糖値の上昇もゆるやかになるので、腸へのストレスも減らすことができます。
ビフィズス菌を増殖きせて腸内環境を整える オリゴ糖 種類 多い
オリゴ糖 の歴史は古く、今から約100年前にさかのぼります。かつて、フランスのルイ・パスツール研究所では、食品の腐敗や腸内細菌などの研究が盛んに行われており、その研究所で小児科医をしていたティシエが、1899年に健康な母乳栄養児の糞便から大腸菌とは全く異なる性質を持つ、ビフィズス菌を発見しました。
数十年以上も前に、ペンシルベニア大学の研究者が、母乳中に腸内細菌の中でも、体に有効な作用を持つビフィズス菌を特別に増やす物質を発見し、「ビフィズス因子」と命名しました。
赤ちやんのウンチが臭くないのは、なぜでしょう。それは腸の中に善玉菌のビフィズス菌がたくさん生育しているためです。母乳の中には、ビフィズス菌の栄養になる オリゴ糖 がたくさん含まれていて、赤ちやんの腸の中のビフィズス菌を増やし、腸内環境を整えるはたらきをしているのです。
運動をしたり、食物繊維を多めにとる、水分もしっかり摂っているというのにスッキリしない場合は、善玉菌にえさが不足しているのかもしれません。
糖質は、「単糖類」「二糖類」「多糖類」に分けられますが、オリゴ糖 は、単糖が2個から20個結合してできたものです。
オリゴ糖は、小腸で分解されないで大腸にたどり着き、そこでビフィズス菌のエサになります。そのため、オリゴ糖を取ると腸の中で善玉菌が優勢になり、腸のはたらきや免疫力が改善してきます。
この物質がまさに 「 オリゴ糖 」 です。オリゴ糖 は単糖が2~20個結合したものをいいます。
- 単糖類
ブドウ糖(果物・はちみつに多い)・果糖(果物・はちみつに多い)ガラクトース - 二糖類
麦芽糖、ショ糖、乳糖 - 多糖類
でんぷん、食物繊維イマソルトオリゴ糖(みそ・しょうゆ)、フラクトオリゴ糖、アガロオリゴ糖(寒天に含まれるオリゴ糖)、アラビノオリゴ糖(りんごに含まれる)、大豆オリゴ糖(大豆に含まれる) - オリゴ糖
オリゴ糖 多い食材
オリゴ糖 はどんな食材に含まれるのでしょうか。オリゴ糖 の種類別に見ていきましょう。
・フラクトオリゴ糖
ショ糖に1~3個の果糖が結合したもののことをいいます。消化酵素で分解されにくく、低カロリー甘味料として用いられます。腸内環境を整える効果を持つほか、虫歯になりにくい甘味料としても知られています。
フラクトオリゴ糖を多く含む食品として、にんにくやごぼう、アスパラガスなどがあります。
・イソマルトオリゴ糖
主にグルコース(ブドウ糖)を構成糖とするオリゴ糖の一種です。
腸内環境を整える効果を持ち、免疫力の向上にも役立ちます。また熱や酸に強く、防腐作用もあります。食品に旨みやコクを与えます。また防腐作用があるため、保存食に適しています。
イソマルトオリゴ糖を多く含む食品として、はちみつや味噌、醤油などがあります。
・ガラクトオリゴ糖
2~6個の糖が結合したものを指すことが多く、単糖であるガラクトースを主成分とするオリゴ糖の総称です。
腸内環境を整える効果を持ち、たんぱく質の消化、吸収をサポートします。また、ミネラルの吸収を促進する働きもあるといわれています。
ガラクトオリゴ糖は母乳に多く含まれています。
・大豆オリゴ糖
大豆に含まれる各種オリゴ糖の総称です。甘みは砂糖の70%程度で、カロリーは50%程度です。熱や酸に強く、他のオリゴ糖よりも少量で腸内善玉菌の増殖を促進させるといった特徴があります。
・その他
ショ糖、麦芽糖などがあります。
りんごは加熱するとオリゴ糖とペクチンが増える
りんごのペクチンに含まれるオリコ糖は、加熱すると増えて、抗酸化作用などが高まるといわれています。手軽に作れる焼きりんごを作ってみましょう。ペクチンも便秘には欠かせない成分です。
ヨーグルトに入れたり、コーヒーなどに入れたい場合は、オリゴ糖を購入するのがおすすめです。国産で味のいいものがあります。
スムーズな排便のための「ラフィノース」頑固な便秘に悩む30~40代の女性に評判
- 北海道特産の甜菜(さとう大根またはビートともいう)を原料に現地の士別工場で抽出精製されたラフィノースを含むオリゴ糖甘味料です。
- 甜菜はサトウキビと並んで砂糖の原料になります。本品中のオリゴ糖を含めその他の糖類すべてがこの甜菜由来の原料ですからクセのないスッキリとした甘味が特長です。
コメント
[…] ちなみに食物繊維はしっかり摂れている人はオリゴ糖で快便になるケースが多々あります。 […]