1日、1ヶ月、1年の腸リズムの調子を理解する

便はリアルタイムで毎日の腸の状態を語ってくれる大切な存荏です。では、便は一体何でできているのでしょうか?

実は70~80 % が水分です。そして残りが、消化・吸収されない食べ物のかす、膵液・腸液・胆汁などの消化液になっています。
便の中身を詳しく知る

また便は、どれくらいの時間をかけて排泄されるのでしょうか? 早い人だと食後から12時間で出る場合もあります。しかしほとんどの人は、食べてから24時間以内に排泄されます。しかし腸の機能が低下していると36時間以上かかるようになり、便秘の人は2〜3日後に排泄されるので、48〜72時間もかかっていることになります。

ちなみにいか墨パスタを食べますと、あの色のままの黒い便が出てきます。これで自分の便がどれくらいで排泄されるかを一度試してみると、自分の腸リズムを確認することができるので、おすすめです。また女性に関しては、月経の1週間前くらいになると便秘になる方が増えます。月経前の排卵期から月経までの間に分泌される女性ホルモンがエストロゲン(黄体ホルモン)ですが、エストロゲンには腸の筋肉(平滑筋)の刺激感受性を低下させる作用があるのです。

また大腸の内容物の水分を吸収する作用もあるため便秘になりやすいのです。このように月経前の便秘には、神経質にならずとも大丈夫です。
むしろ自分の身体のバイオリズムとして知っておくとよいかと思います。1日の腸リズムを知ることも大切ですが、女性の方は1ヶ月の腸リズムも意識してみるとよいのではないでしょうか。
そして腸には1年のリズムというものもあります。1年のうちで腸の状態が変化する月というのがあります。それは1月と8月の年2回です。

この1月と8月は1年の中でも排便のコントロールが低下しやすく、便秘が多発する月でもあるのです。1月は、お正月休みや長期の旅行、帰省などで、食生活や行動、身体の状態がいつもと違うペースになることが多いもの。そこに気温の低下も加わって血流が悪くなり、腸の働きが鈍るのです。一方、8月は、気温が高く、水分を多めに摂っても発汗で奪われてしまい、腸に届く水分量も低下。その結果、排便力も低下してしまうのです。

こうした、1月や8月は腸の状態がかなり低下する、ということを覚えておくだけで、対策も立てられます。この月は、特保のイサゴールなどを利用すれば便秘を防ぐことができます。

このように1日、1ヶ月、1年を過ごす上で、自分の腸リズムを知ることは、よい腸内環境を育てるための近道といってもよいかもしれません。

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