就寝3時間前に夕食を終わらせると腸からのホルモンが出る

胃腸に負担がかかる、という理由で「就寝前3時間の飲食は避ける」というのが健康であるための定説になっています。腸に関していえば、夕食後にも胃・結腸反射が起こるので、大嬬動は起こります。

しかしそれは朝食時よりもパワーが小さめです。ですから腸寿を考えた場合、夕食は軽めに、というのが腸の働きに合った食事の摂り方なのです。しかしさらに腸の若返りを目指す方には、もう一歩進んだ根拠を知っていただきたいと思います。

それは、腸にいいホルモンと呼びたいようなホルモンの分泌についてです。夜の腸管の運動には、眠っている間に分泌されやすいモリチンというホルモンの分泌が関与していることがわかっています。このモリチンは、夜間などの空腹時に周期的に分泌され、消化管に強い空腹期収縮を引き起こします。また、同時に消化酵素や消化管ホルモンの分泌も刺激し、消化管内をキレイに掃除し、次の食事への準備をするのです。

このモリチンは、胃の中が空になると十二指腸から分泌されます。ということは、就寝前の3時間以内に食事をすると、胃に内容物が残り、モリチンの分泌が悪くなってしまう可能性があるのです。また胃液は夜になると活発に分泌されそのピークは夜8時頃といわれています。それぞれのライフスタイルで就寝時間のばらつきはあると思いますが、できれば食事は夜8時には完了し、活発な胃液できちんと消化し、就寝時には、胃を空にしておくのが望ましいと思います。

さらに入眠3時間後に成長ホルモンの分泌がピークになります。

就寝3時間前までに夕食を終えることは、腸の健康にとって大切なことなのです。そうでないと夜間の腸管運動が低下してしまい、翌朝まで消化管の内容物がお腹に残り、空腹感が起こらないなどの症状を引き起こしやすいのです。

つまり朝の排便に影響してくる可能性もあります。しかし固形物でなく、飲料水であれば数時間以内に大腸に到達します。飲み物は、夜間の腸の活動の妨げにはなりませんので大丈夫です。

モリチンは腸の若返りには欠かせないホルモンなのです。このように食事のタイミングを上手に工夫するだけで、腸の動きもスムーズになり、おまけに腸も自分の力でキレイになる。そして翌日の朝食もおいしくいただいて、排便もスムーズ! このようなホルモンを利用しない手はありません。

食べ過ぎたときはこちら。

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