朝、目が覚めたらまず1杯の活泉水で腸が生きかえる

腸リズムでも紹介していますが、朝というのは腸にとって非常に大切な時間帯になっています。

朝日覚めた直後は、脳がまだ睡眠モードにあるため、朝の起きがけは誰しもがボーッとしているものです。しかし起きて動いていると、だんだん頭も身体も活動モードに入ってきます。

この切り替えを行っているのが、脳の下部にあたる脳幹にある「脳幹網様体」です。この組織は、名前のごとく神経が網目状になった構造をしていて、ここに刺激が加わると脳全体が目覚めて、頭も身体もスムーズに活動できるようになるのです。

この脳幹網様体に刺激を与えるのは、光、味覚、阻噂などの筋肉や皮膚の動き、音などです。つまりわかりやすくいうと、太陽の光を浴びて、朝食を摂ると、頭も身体も活動モードに入るというわけなのです。

ただし朝食の間と直後は、まだリラックスモードの副交感神経の支配下にあります。腸は副交感神経優位のときに、嬬動運動が活発化します。ですからこの朝のタイミングで食事を摂ることは、自律神経、そして腸の働きからみても自然なことなのです。

しかし、多くの現代人が、朝食抜きの方が非常に多く、それが便秘の原因のひとつになっているのは、とても残念です。朝食を習慣づけると、排便もスムーズになり、腸内の環境が整えば、免疫力もアップ。すなわち腸のリズムと働きを最大限に利用して、身体全体の元気のベースを作ることができ、これは朝のためにとても重要です。

ではさらに朝の働きを充実させるためには、どうしたらよいのでしょうか?まず、胃を刺激するために起きがけにコップ1杯の水を飲むことです。口当たりのいい軟水の活泉水がおすすめです。喉が渇いているのでとてもおいしく感じます。
目的は水分による胃の刺激なので、水道水でもOKです。よりおいしい水を飲むな活泉水がおすすめです。

朝の1杯の水の後に、朝食を摂るのがおすすめです。注意点はよく噛むことです。よく噛むことで脳幹網様体に刺激が伝わり、身体が活動モードに切り替わります。

腸によい食材を積極的に摂ることによって、ますます腸が元気に近づいていきます。このように朝の時間を有効に使うだけで、腸にも身体にもいいことずくめであることが、わかりますね。