腸には体内時計よろしく腸リズムというものがあります。そこで腸リズムに合わせた食事を摂ることによって自然に体調も整っていくはずです。
まず、毎日3食をほぼ同じくらいの時間に摂るのが、腸リズムを作るベスになります。腸リズムに合う食事の摂り方のモデルベースとして紹介します。
起床時には、1杯の水、もしくはお茶、コーヒーなどを飲みます。そして7~8時台に朝食をしっかり食べます。
昼食は12~13時台に摂ります。昼食は1日のうちでもっともボリュームのある食事が望ましいでしょう。
夕食は、19~20時台に軽めの夕食をすませます。就寝は24時までに。そのときには胃がからっぽになっているのが理想です。
朝は、就寝中に失われた水分補給を積極的に行いたいのでミネラルウォーターやスープなどの水分を多く摂るメニューがいいでしょう。
さらに、ビタミンCを多く含んだ食材がおすすめです。
ビタミンcを多く含む食品
ビタミンCが腸内で分解されることによって発生するガスが、腸の蠕動運動を活発にし、便を軟らかくするという効果がるからです。
そして、昼は食物繊維を積極的に摂ります。食物繊維は、腸の働きを活発化し、腸内をキレイにしてくれる栄養素です。しかし、大事なのは実は摂取時間です。食物繊維は便のかさを増やす一方で消化には比較的時間を要します。そのため、朝や夜に摂取するよりも腸の働きが活発になる昼食で摂取するのがいいのです。
夕食は、朝・昼の足りなかった物を思い出して補足するようなメニューがいいでしょう。どうしても朝は慌ただしかったり、昼はメニューの選択肢などがあまりなく間に合わせで済ませることが多くなります。
そして、夜は腸の大蠕動が朝や昼に比べて活発ではありません。ですからなるべく消化のよいものを中心に食べることを意識してもらえると、よいのではないでしょうか。
またゆっくりと夕食を摂って、身体をリラックスモードに導くことも必要です。しこのように1日の腸リズムによって適した食材・栄養素というのはありますが、「おいしいものを楽しく食べる」、これが腸を元気にする一番の基本です。
仕事やライフスタイルの関係上夕食が遅い人はこちらをチェックしてください。