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あなたの便秘はどのタイプ? その2

その1では、おもに常習性の便秘についてでしたが、ここでは、ほかの病気と関係した便秘について書きます。

器質性便秘

先天的、後天的な大腸の異常や病気によって起こる便秘のことをいいます。
大腸ガンによる便秘もこれに含まれます。大腸の病気がある人は専門医の治療が必要です。

症候性便秘

大腸以外の病気のひとつの症状として起こる便秘です。
大腸の病気ではないけれど、脳梗塞、うつ病、甲状腺機能低下症、糖尿病、心疾患など何らかの病気が原因と考えられます。これも専門医の治療が必要です。

薬物性便秘

これは、常用している薬に大腸の運動を抑制する副作用があるために起こる便秘です。
抗コリン剤、抗うつ剤、抗パーキンソン病剤、降圧剤、利尿剤などを常用していて便秘があるという人は、主治医に相談をしましょう。

大腸やそれ以外の病気がない、薬も常用していない、でも慢性的に便秘しているという人が、常習性便秘となります。
また、「便秘と下痢を交互に繰り返している」という人は、過敏性腸症候群かもしれません。
これは、ストレスが原因だと考えられている病気で、腸の運動機能が異常に高まり便秘や下痢の便通異常や腹痛を起こします。
最近の調査では、便秘と下痢を交互に繰り返す人と、便秘だけ起こる人、下痢だけ起こる人もいることがわかっていますから、一般的な便秘と区別がつきにくいようです。
心配な人は、専門医の診断を受けましょう。

あなたの便秘はどのタイプ? その1

ひとくちに便秘といっても、さまざまなタイプがあります。
中年以降の頑固な便秘は、大腸ガンを疑ってみることも必要です。→病気と関係した便秘
とはいえ、女性の場合の便秘の大半は、命には別状のない常習性便秘。
そこで、自分の便秘のタイプを知り、それに応じた対策を立てましょう。

常習性便秘の3つのタイプ

結腸性便秘(弛緩性便秘)

大腸の緊張が緩んで、蠕動(ぜんどう)運動が弱いためにおこる便秘。お年寄りや体力のない人、ダイエットをしている人、お腹がはりやすい人、女性に多いです。生活や食事を変えて、便秘を解消しましょう。

直腸性便秘

便意をガマンしているうちに、直腸の神経が鈍くなって排便反射が起こらなくなってしまう便秘。
女性に最も多いのがこの便秘です。便意を感じたら、チャンスを逃さないようにしたいですね。こちらも、生活や食事を変えて自分で治す努力をして便秘を解消しましょう。

けいれん性便秘

大腸の運動が強すぎてけいれんを起こすために、便の通過が妨げられて起こる便秘。
コロコロした便が出たり、左下の腹痛があったりします。便秘薬を飲むとかえって下痢や腹痛を起こすことがあるので、まずは、医師の診断を受けるのがよいでしょう。

一時的な便秘の場合

一過性単純性便秘

環境が変わったり、精神的な影響を受けたことにより一時的になる便秘です。
放っておいてもそのうちに改善されるので、心配いらないでしょう。

便秘と下痢を繰り返す場合

過敏性腸症候群

便秘と下痢を交互に繰り返しているという人。
これは、腸の運動機能が異常に高まって、便秘と下痢の便通異常や腹痛を起こすものです。
精神的ストレスが原因でおこるといわれています。
ただ、便秘の症状だけが現れることもあるので、単なる便秘と区別するのが難しい人もいます。
こんな症状のある人は、専門医の診断を受けましょう。
過敏性腸症候群について、詳しくはこちら。

次はこちら。あなたの便秘はどのタイプ? その2